高専数学についての雑感

初参加で不慣れです。本来は高専教育批判に繋げた買ったのですが。別立てであしからず。

高専教育批判ー矛盾・欺瞞・解体論を読みました。

大変興味深く徹夜で一気に読ませていただきました。

以下思いつくままで、失礼いたします。

1、文中にあります7,8期より前に某国立高専を卒業しました。

2、当時入試倍率5倍くらいで、たしか1年次で合成関数の微分を習いました。

3、1年次の三角関数の教科書は、共立出版穂刈著「平面球面三角法」でした。

4、2年次の電磁気学微積を使うのですが、微積の意味が理解できたのは随分後でした。まさにこれですね。

5、計算は出来ても意味を理解していない。でも面白かった。

6、級友のうちで真に専門の電気工学が好きで入ってきたのは、私を含め一桁前半でした。

7、大手電機会社で主に設計を43年しました。

8、25年前に企業内の学校の受験勉強の数学講師をかってでました。大学教養レベルも含みました。

9、この時渡されたのが「高専の数学上下」だったか。その内容がひどく簡単なので驚きました。

10、定年過ぎて理学部数学科に行きました。高専大学は似た様なものと感じました。

大学は休みが多すぎる。3年に圧縮できそう。こうゆう考えがいけないのでしょうが。

11、教員免許を取り非常勤で月〜金まで高校生に数学を教えています。

12、高専教育批判を読んで、深い洞察に関心し同感も多々ありました。

13、大学は社会人枠だったので、生涯を通じ大学の試験とその勉強の経験はありません。

14、ですから大学受験を教えるには、こっちこそ今から要猛勉強です。

15、現状の高専もさることながら、進学校でない高校の数学力は低いです。

16、でも推薦で大学には、入れます。その後脱落が多いそうです。

17、これが18歳の現状の一部です。確かに15歳で専門決めるのはねえ。

18、当時学園紛争のころで「ロボットになりたくない」と叫ばれていました。

当時、そういう考えもあるわいな程度でしたが。寮生活に加え辺鄙な立地も教養んい影響ありですね。

19、生徒、学生は偏差値により諸々分類されますが、好きなことで人生送れたら一応幸せです。

20、しかし今の高校生15歳も、当時の高専生15歳も何が好きだか分からない。

21、それで当たり前。なので「あと2年で何になるか考えておいた方がいいよ」と生生徒には常々言っています。

22、このへんで、また書きます。兎に角、高専教育批判はよかったです。考えちゃいました。

以上